はなさんの近くの図書館には、本が1111冊あります。
(1) 図書館にある本のうち、\( \cfrac{2}{11} \)が法律に関する本です。法律に関する本は何冊ありますか。
(2) 経済に関する本は、自然科学に関する本の\( \cfrac{5}{4} \)倍あり、45冊です。自然科学に関する本は何冊ありますか。
(1)202冊
(2)36冊
(1)
図書館の本1111冊のうち、\( \cfrac{2}{11} \)が法律に関する本なので、法律に関する本は、
\begin{align}
1111冊 × \cfrac{2}{11}=202冊
\end{align}
あります。
よって、202冊が答えです。
(2)
経済に関する本は、自然科学に関する本の\( \cfrac{5}{4} \)倍で、これが45冊だから、次の式が成り立ちます。
\begin{align}
自然科学に関する本 × \cfrac{5}{4}=45冊
\end{align}
よって、自然科学に関する本は、
\begin{align}
自然科学に関する本 = 45冊× \cfrac{4}{5} = 36冊
\end{align}
よって、36冊が答えです。
割合が苦手です。(2)の場合、何を分子と分母に持ってくるかわからなくなるときがあります。
文章題で計算するときにお勧めしているのは、計算式に単位を書くことです。(1)も(2)も「冊」という単位を書いていますね。
例えば、 \( \cfrac{4}{5} \)が、
・0.8
・8割
・80%
であることはすぐにわかるよう慣れておきましょう。