はなさんはセール中のお店に文房具を買いに行きました。(消費税については考えません。)
(1) 280円のボールペンは70円引きでした。ボールペンは定価の何%引きで売られていますか。
(2) 400円の手帳は30%引きでした。手帳はいくらで売られていますか。
(1)25%引き
(2)280円
(1)
70円が定価280円の何%であるかを考えます。
\begin{align}
\cfrac{70円}{280円}×100=25
\end{align}
よって、25%が答えです。
(2)
定価の30%引きということは、定価の70%(100%-30%)で売られているということです。
\begin{align}
400円 × \cfrac{70}{100}=280円
\end{align}
よって、280円が答えです。
割合が苦手です。(1)の場合、何を分子と分母に持ってくるかわからなくなるときがあります。
文章題で計算するときにお勧めしているのは、計算式に単位を書くことです。(1)では、何%かを求めるので(2つを比較するので)、分子と分母に同じ単位がこなくてはなりません。(どちらが分子にどちらが分母にくるかについては、別の機会にお話しましょう。)
例えば、25%が、
・0.25
・2.5割
であることはすぐにわかるよう慣れておきましょう。